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建物検査に行ってきました

契約予定の戸建ての建物検査に行ってきました。


最近は簡易的な建物検査を行ってきましたので、本格的な建物検査は久しぶりです。

少し前までは荷物が多かったのですが、すっかり片付いていました。



まずは外を見てみます。
基礎は開口部の角にヒビが入っていますが、仕上げ部分のみヒビが入っている状態でした。
外壁は窓枠の角からヒビが伸びていました。よくよく調べてみると、下地までヒビが入っている状態でした。
補修をしなければ雨がしみ込んで外壁が傷んでしまいます。
劣化事象として報告することにしました。
他にも、ベランダから下の部屋の窓枠にかけてヒビが入っており、室内でその辺りの箇所を見てみると、シミのような跡が見つかりました。
こちらもヒビの位置やシミの具合からして、雨がしみ込んでいるのは間違い無いと判断して、こちらも劣化事象として報告することにします。
他にも、破風のペンキがボロボロ、屋根も一部劣化が見られました。
ペンキを塗り替えないともっと劣化が進みます。
検査項目ではありませんが、推奨として報告します。


室内の検査です。
天井、壁は雨漏り跡は見当たりません。

建物検査に行ってきました_d0244951_16224932.jpg
リビングの床の傾きを見てみます。
3mの距離間で11mmの傾きが見られました。
1mの距離間で6mmの傾きが見られる場合に劣化事象として判断されます。
今回の事例では、1mあたり約3.6mmの傾きとなり、劣化事象判断にはなりません。


建物検査に行ってきました_d0244951_16224997.jpg
柱の傾き確認です。
和室の端を利用して、柱の角とレーザーの光の間を柱の上下2m間を測定します。
こちらは2mmの差がありました。
完全にまっすぐな柱はそうそう見られませんので、これくらいの傾きは問題はありません。
柱の傾きも床と同様、1mの距離間で6mmの傾きが見られる場合に劣化事象として判断されます。


キッチンの床下収納から基礎、土台、束などを確認します。
基礎のヒビや白蟻被害などは確認できませんでした。


給水管、排水管の水漏れ確認です。
水が出ますので、トイレ、洗面所、キッチン、お風呂場で蛇口をひねり、水を出します。
水の色に異常はないか、蛇口の根元から水が漏れていないか、排水口下から水が漏れていないかを確認します。
いずれも異常は見られませんでした。


最後に天井裏を確認します。
暑い!サウナに入った気分ですが、照明を当てて雨漏りが無いか、湿った柱や梁が無いか確認します。
特に問題は無さそうです。



結果、外壁に劣化事象が確認されました。
他の箇所についても、劣化事象に至らないまでも問題点として報告したいと思います。



劣化事象は目に見える範囲でも判断できます。
時々はおうちに異常が無いかチェックしてみてはどうでしょう。



Written by すずき

by edamameblog | 2016-07-01 17:14

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